介護業界で働く方にとってよく気がかりになるのが「仕事が辛くないか」「自分にできるかどうか」ということです。介護業界の仕事は大変だとメディアが騒ぎ立てている節もあり、心配されるのは仕方がない部分もあります。そして、実際のところどうなのかと言うと、大抵の方は3ヶ月もすれば仕事に慣れ楽しく仕事が出来るようになっています。最初は確かに大変な部分もありますが、慣れである程度のことはカバー出来るのです。

例えば排泄介助の時に、介護する時の技術や排泄物の臭いが問題になってくることがありますが、介護技術は場数を踏めば踏むほどドンドン上達していきますし、仕事を覚えて技術が上達してくれば排泄介助も時間をかけずに出来るようになります。また、排泄物の臭いも同じで、最初は慣れないという方もいますが、毎日のように嗅いでいると次第に気にならなくなってきます。臭いと感じても、仕事だからと割り切れば意外に我慢出来たりします。介護の仕事は慣れてくれば大抵の仕事ができ、問題も解決してしまうので、初めて介護業界で働く方はそれほど心配はいらないでしょう。

その他、介護の仕事は高齢者とのコミュニケーションやレクリエーションが多く、仕事の中に楽しみを見つけやすいのも特徴です。仕事が楽しいと感じてくるようになれば、多少の辛いことも我慢しやすいです。辛さよりも楽しさが上回れば辛さも緩和されるので、介護業界で働く方は、まず仕事に慣れ、次に仕事の中に楽しみを見つけていきましょう。