介護職に興味があるけれど、夜勤は避けたい…。そんな方にとって、日勤のみで働ける介護施設はとても魅力的です。夜勤が苦手な方や子育てとの両立を図りたい方、プライベートの時間を大切にしたい方にとって、日勤のみでの職場は理想的でしょう。介護施設で日勤のみの職場には、デイサービスや訪問介護があります。

デイサービスは、自宅で過ごす高齢者が日中だけ通所して人々と交流したり、食事や入浴などの介助を受けたり、レクリエーションなどを楽しみながら過ごす施設です。一般的には朝の9時~17時までが業務時間となっているので、夜勤がありません。訪問介護は、スタッフが高齢者の自宅に訪問して介護サービスを提供します。基本的には朝から夕方までの業務ですが、利用者さんの体調の悪化に備えて、オンコール業務がある場合もあります。

日勤で働くメリットは、勤務時間が毎日同じなので生活リズムが整うことです。子供が保育園や幼稚園、学校から帰宅する夕方以降の時間を確保でき、子育てとの両立も可能です。また、夜勤は少人数で対応するので一人当たりの仕事量が多いのですが、日勤は人員がそろっているので新人でも働きやすいのもメリットです。その一方、デメリットもあるので注意しましょう。主なデメリットは、日勤のみで夜勤手当がつかないため、夜勤や常勤に比べると給与が低いことです。日勤のみの場合、パートなどの非正規社員の求人が多く、正社員の求人が見つけにくいのもデメリットといえます。